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不動産物件を高く売るコツ-ホームステージング

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物件の魅力が伝わらない現状

不動産売買価格というのは、地形・立地・築年数等を参考に一つ一つの物件につけられる。

売主次第では割安な価格まで値引きされることもあるが、不動産業者が相場を基に査定価格を出し、そのままその価格で売買されるのが一般的だ。

 

<不動産売買の流れ>

売主側
物件売却相談→物件査定→媒介契約→売却活動→契約→代金受け取り→物件引渡
買主側
購入物件相談→内覧→契約→代金支払い→物件引渡

 

ところで、売りに出ている不動産物件を内覧すると、物件が空室の場合であれば、フローリングや畳だけのガランとした空間が広がっているだけで、実際に家具や家電等の生活道具を置くとどうなるかがはっきりイメージできないことが多い。

一方、居住中の物件を内覧する場合は、物が多いために実際より部屋が狭く見えるうえ、生活感がにじみ出ていることで新鮮味を失ってしまうことが多い。

中には空間コーディネートがうまく、インテリアにも造詣が深いため、内覧した物件の現状がガランとしていようが、生活感が溢れていようが関係ない-という人もいるだろうが、多くの人にとっては、イマヒトツ物件の持つ魅力が伝わりづらいのだ。

 

「ホームステージング」とは?

ホームステージング」とは、語感の通り“家の演出”-つまり、売却物件に家具や小物を置いてトータルコーディネートを施し、モデルルームのように魅力的な演出をすることを意味する。

なんでも、アメリカでは30年以上前から「ホームステージング」が一般的に行われていて、“ホームステージャー”という専門の職業が市民権を得ているのだとか。

ここもと、この「ホームステージング」という、物件の持つ魅力を最大限に引き出して売却するサービスが、日本でも広がりつつあるのだという。

 

売却物件に「ホームステージング」を施すことで、買主側はより具体的に(しかもお洒落に)そこで生活する姿が想像しやすくなり、売主側にとってはより物件の魅力を伝えやすくなる。そうして、必要以上の値引き交渉を抑えることができるのだ。

実際、米国では「ホームステージング」を施すことで、相場の売却価格よりも一割近く高い値で、かつ通常よりも早く、物件が売却できているというデータがあるそうだ。

 

最近では、中古住宅のリノベーションがブームとなりつつある。

前述の通り、既に日本でも一部の不動産会社が「ホームステージング」をサービス化する動きが出始めているが、今後は「ホームステージング」ありきの物件売却が当り前になっていくかもしれない。

 

日本における「ホームステージング」

日本にも2013年8月に設立された「一般社団法人日本ホームステージング協会」という、“ホームステージャー”の資格認定制度を作った団体がある。

アメリカで一般的になっている「ホームステージング」に着目し、日本独自の「ホームステージング」の普及と“ホームステージャー”の育成を目的とした活動をしているのだという。

参考サイト:一般社団法人「日本ホームステージング協会」

 

「ホームステージング」を施す際にかかる費用は0円~数百万円

センスに自信があるのならば、売主自身で「ホームステージング」を施すことで“ホームステージャー”に支払う報酬は0円に抑えることができる。もっとも、家具や小物等は自己負担で調達しなければならないが。

“ホームステージャー”に依頼するにしても、例えば、相談・助言サービスを設けているところにお願いすれば、プロ目線のアドバイスをもらって、かかる費用は数万円ほど。

実際に“ホームステージャー”に「ホームステージング」を依頼して、かつ、家具や小物もレンタルで賄うとなると、物件規模や装飾具合にもよるが、30万円程かかるのが相場なようだ。

また、物件売却に向けてトータルコーディネートしてもらい、売却できた際に成功報酬として費用を支払うケースでは、売却価格の1%程度が“ホームステージャー”の取り分となる。この場合、高額物件であれば、「ホームステージング」費用は総額数百万円~かかることになろう。

 

「高い!」と思うかもしれないが、そこは“プロ”の手を借りるがためだ。

“ホームステージャー”たるセンスはもちろんだが、それを生業にしているがゆえに、彼らはセンスと同等に「高く売るための“知識”や“経験”」も有している。

“ホームステージャー”に依頼することで相応の費用はかかろうが、それによって“高く”“早く”物件を売却できる可能性が高まるならば、試してみるのも手だろう。

 

本記事は、2016年02月23日公開時点での情報です。個々の状況によっては、結果や数値が異なる場合があります。特別な事情がある場合には、専門家にご相談ください。
ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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