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介護保険の基礎知識⑦

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「介護保険の基礎知識」では・・・

介護保険の基礎知識」では、意外と知られていない介護保険の仕組みについて、ご紹介しています。

前回、介護保険の基礎知識⑥では、介護保険の基礎知識⑤に引き続き、介護保険で受けられるサービスの内容について詳しくご紹介しました。今回の介護保険の基礎知識⑦では、引き続き、介護保険で受けられるサービスの内容について、詳しくご紹介したいと思います。

参考記事:介護保険の基礎知識⑤
参考記事:介護保険の基礎知識⑥

 

また、介護保険の基礎知識①~④では、介護保険が作られた経緯や介護保険の仕組み、対象となる方や制度の変革について、実際に介護保険サービスを受けるためにはどのような手続きを行えばよいのかなど、介護保険について様々な内容をご紹介していますので、よろしければ合わせてご覧ください。

参考記事:介護保険の基礎知識①
参考記事:介護保険の基礎知識②
参考記事:介護保険の基礎知識③
参考記事:介護保険の基礎知識④

 

施設に通いながら受けるデイサービス

介護保険の基礎知識では、介護サービスを受けられるサービスの種類ごとに大きく以下の6つの項目に分けてご紹介しています。

Ⅰ.介護の相談やケアプラン作成
Ⅱ.自宅で受けられる家事援助等のサービス
Ⅲ.施設などに出かけて日帰りで行うデイサービス
Ⅳ.施設などで生活(宿泊)しながら、長期間又は短期間受けられるサービス
Ⅴ.訪問・通い・宿泊を組み合わせて受けられるサービス
Ⅵ.福祉用具の利用にかかるサービス

 

前回までは、Ⅱの自宅で受けられる家事援助等のサービスの内容を詳しくご紹介していましたが、今回は、Ⅲの施設などに出かけて日帰りで行うデイサービスについて、ご紹介します。

「通所介護」(デイサービス)は、利用者が自宅にこもりきりになることを防ぎ、利用者の孤立感の解消や心身機能の維持、さらに家族の介護の負担軽減などを目的としています。

利用者は、通所介護の施設(利用定員19名以上のデイサービスセンター)に通い、食事や入浴などの日常生活上の支援や、生活機能向上のための機能訓練、口腔機能向上サービスなどを日帰りで受けることができます。

簡単な体操から書道や手芸などの趣味のものまで、施設によって様々な活動が用意されており、それらグループ活動を通じて周囲の高齢者との交流を持つこともできます。

施設は利用者の自宅と施設の間の送迎サービス等のサービスも行っており、送迎の費用も利用料金に含まれます。

生活機能を向上させるための共通のサービスに加え、様々な活動やサービスの中から利用者に合ったものを選択することができるのが特徴です。

利用者の負担金額は認定の種類や度数によって異なりますが、要支援・要介護、両方の方が受けることができるサービスです。

また、事業所の規模やサービスの所要時間によっても、費用が異なります。

 

「通所リハビリテーション」は、利用者が老人保健施設や病院、診療所など、通所リハビリテーション施設に通い、食事や入浴などの日常生活上の支援や、生活機能向上のための機能訓練や口腔機能向上サービス、栄養改善などのサービスを受けられます。

デイサービスと同じく、日常生活上の支援等の共通的なサービスに加えて、機能訓練、栄養改善、口腔機能向上などのサービスを利用者の心身の状態に応じて個別的に実施しているところが特徴です。

通所リハビリテーションでも、送迎サービスが行われており、利用料金に費用が含まれます。
こちらも、利用者の負担金額は異なりますが、要支援・要介護どちらの判定を受けた方も利用することができます。

また、事業所の規模や所要時間によって、費用が変わります。

 

地域密着型サービス

地域密着型のサービスは、住み慣れた地域で多様性のある柔軟なサービスを提供するために設けられたもので、原則的に事務所や施設がある市区町村にお住いの方のみが利用できます。

「地域密着型通所介護」は、通常の通所介護(デイサービス)と異なり、要介護の判定を受けた方しか利用できません。また、地域に特化した取り組みが行われている場合もあります。費用は、介護度や所要時間によってのみ異なります。

「療養通所介護」は、常に看護師による観察を必要とする難病や、認知症、脳血管疾患の後遺症等、重度の要介護者やがん末期患者を対象としたサービスです。

可能な限り利用者が自宅で日常生活を送れるよう、自宅にひきこもりがちな利用者の孤立感の解消や心身機能の維持回復、家族の介護の負担軽減などを目的として行われています。

食事や入浴などの日常生活上の支援や、生活機能向上のための、機能訓練や口腔機能向上サービスなどを受けることができるほか、施設と自宅との間の送迎サービスも受けられます。

他のサービスと異なる点は、療養通所介護が、病院や診療所の主治医や訪問看護ステーションと連携してサービスを提供している点です。緊急対応医療機関も置かれていて、より重篤な症状のある利用者が安全に利用することができるようになっています。

要介護の判定の方のみ利用できます。

 

「認知症対応型通所介護」は、認知症の利用者に対応した専門的なケアを提供するサービスです。

基本的な内容は通所介護と同様で、通所介護のためのデイサービスセンターやグループホームなどに通い、食事や入浴などの日常生活上の支援の他、生活機能向上のための訓練や口腔機能向上サービスを受けることができます。自宅と施設間の送迎も行われます。

認知症に対応した独自のプログラムを持つ施設などもあるようです。利用者の社会的孤立感の解消や心身機能の維持回復、家族の介護の負担軽減などを目的として実施しています。
要支援・要介護、どちらの判定の方も利用できます。

事務所の形態や所要時間により、利用料金は異なります。

 

利用者の心身の状態に合わせて、様々なサービスが展開されている通所介護ですので、それぞれの施設の特徴を理解して、ケアマネージャーや自治体の担当職員等、介護の専門家のアドバイスも活用して、上手に選択したいですね。

参考サイト:厚生労働省「介護サービス情報公表システム」

 

本記事は、2016年10月03日公開時点での情報です。個々の状況によっては、結果や数値が異なる場合があります。特別な事情がある場合には、専門家にご相談ください。
ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


この記事のアドバイザー

prof Kasiko編集部

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  • 所属:Kasiko

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