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東京、湾岸エリアでマンション値上がり続く

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東京圏の地価全体で上昇傾向

国土交通省が8月28日公表した「主要都市の高度利用地地価動向報告(地価LOOKレポート)」。全国主要都市の計100地区を対象に四半期ごとに実施しているこの統計レポートによると、東京圏の地価は43地区のうち41地区で上昇し、ほぼすべてで上昇としているという結果が出た。

特に、月島、豊洲、有明等の地価に至っては、東京五輪開催の影響もあり、建築費の高騰とデベロッパーの採算性を背景に、過去1年以上にわたって上昇傾向を続ける異常さを醸している。

 

湾岸エリアといわれるこのあたりは、都心への住職接近地区であり、大型ショッピングモールも揃っている優れた立地条件によってマンション需要は根強いものがある。

築地の一部である場内市場の移転が平成28年に予定されていることも含めて、まだまだ商業施設が増える地区であり、これから住宅を検討する層にとっては、目が離せない注目エリアになっているようだ。

本稿では、この湾岸エリアを上述の3つの地区に分割し、それぞれの特徴等を紹介していく。

 

参考サイト:国土交通省「主要都市の高度利用地地価動向報告~地価LOOKレポート~」

 

佃・月島(中央区):下町+ビル群の街

太平洋戦争の戦災を免れた、昭和の名残がある街並みで、下町情緒あふれる気さくさが魅力の中央区佃・月島。東京メトロ有楽町線の月島駅から延びる「もんじゃストリート」が有名だ。

ここが住宅地として注目されるようになったのは、佃に超高層マンションが林立した頃。CMやトレンディドラマの舞台にもなり、人気を呼んだ。

過去に月島駅前の大規模開発が行われたうえ、今でも大規模開発案件が進行中である。2014年の公示地価では、首都圏の住宅地で最も上昇したエリアの一つとなった。

銀座エリアへ徒歩でも行ける立地のよさは、湾岸エリア全域の中でも早くから人気であった。

佃・月島地区では、新築マンションはもちろんのこと、中古マンションの需要も高く、マンション分譲価格は今後も上昇傾向が続くと見る向きが多い。

 

豊洲(江東区);湾岸エリアを代表する街

豊洲地区は、超高層マンションやオフィスビルが立ち並び、既に湾岸エリアの顔となっている。

銀座エリアの有楽町から東京メトロ有楽町線に乗車して、たった8分で到着する利便性を持ちながら、水や緑の豊かさを兼ね備えた街である。都心でありながら郊外の解放感を兼ね備えている点が魅力なのであろう。

工業エリアの印象を持っていた2000年頃とはうって違って、15年ほど経った今の変貌は驚愕というに値する。

この地区もまた、分譲マンションに対する需要は、新築、中古を問わず高く、今後も強気の価格設定での供給が続くと予想されているようだ。

 

有明(江東区):独特の高級感を生み出す街

有明地区は、もともと材木業や倉庫が立ち並ぶ地域であったが、今では共用施設が充実した、高級ホテルをも超えるのではないかといわれるほどの大規模マンションの販売が花盛りとなっている。

マンション自体が街と化すほど、何でも揃う物件も出ているほどだ。

ビジネス街の新橋を結ぶ東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)で豊洲とも結ばれる途中駅で、利便性は大変よい。

有明テニスの森公園にある、有明コロシアムは、東レ・パンパシフィック・テニスの試合で有名である。

豊洲からの開発の流れでマンション需要は高まり、開発用地の稀少性から、価格上昇は続いているが、建築費高騰のあおりでデベロッパーの採算性は悪化している。

そのため、湾岸エリアでもこの有明地区に限っては、今後は価格調整局面があるのではないかといわれている。

 

まとめ

湾岸エリアで建設ラッシュを迎えているタワーマンションを買い支えているのは、世帯年収1,000万円以上のスーパー・サラリーマン世帯なのだそうだ。

中心価格帯は6,000万円半ば~7,000万円台であるにも関わらず飛ぶように売れ、さらに値上げをしようとする販売者の鼻息も荒い。

キャッシュで支払おうとする海外裕福層(台湾や香港、シンガポールとなどのアジア系投資家)も加わって、東京五輪までの5年間に高値はどこまで続くのか、先はまだはっきりとは見えてきていない。

 

本記事は、2015年10月01日公開時点での情報です。個々の状況によっては、結果や数値が異なる場合があります。特別な事情がある場合には、専門家にご相談ください。
ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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prof Kasiko編集部

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